【Miknits】三國万里子さんオリジナル商品

Styling : Miwako Tanaka Photo : Nao Shimizu

Styling : Miwako Tanaka Photo : Nao Shimizu


ほぼ日刊イトイ新聞のほぼ日ストアにあるニットデザイナー・三國万里子さんの編みもののお店「Miknits」。

素敵な新作も含め、Miknitsオリジナル商品の一部をアヴリルでも期間限定・数量限定で販売いたします!

◎期間:2023年9月7日(木)~2024年1月31日(水)

※吉祥寺店は9月8日(金)スタート

◎取り扱い店(取り扱い商品)

・オンラインショップ(糸・キット・雑貨)

・AVRIL pépin 京都 一乗寺(糸・キット・ムック本・書籍・雑貨)

・AVRIL 吉祥寺店(糸・キット)

・東急ハンズ名古屋店7F「私の時間」アヴリルコーナー(糸・キット・ムック本)

※取り扱い商品や販売内容は場所により異なります

※数量限定のため完売する可能性がございます


Check Miknits 2023


「Miknits」のお店は2023年で10年目を迎えられたそうです!おめでとうございます!

三國万里子さんが「Miknits」のお店のために願ったオリジナルの糸の数々。その開発をお手伝いするご縁をいただいてからの10年を振り返ると、とても感慨深いです。

三國さん監修のもと、編むとき、着るときの心地よさを重視して誕生した自慢の糸たち。アヴリルの糸と少し違う、はたまたアヴリルにはまったく無い、Miknitsならではの糸や発色をどうぞお楽しみください。


今年はオンラインショップでもキットを取り扱います!小物から大物まで様々なアイテムが揃っています。ストーリーを感じるネーミングの付いたキットたちは、この冬お気に入りの1点になること間違いなしですね。


🐏 キット

[alp] Styling : Miwako Tanaka Photo : Nao Shimizu

[tell a tale] Styling : Miwako Tanaka Photo : Nao Shimizu


新作の「alp」ノルディックのカーディガン。三國さんが着ていた古着のカーディガンをヒントに生まれた作品だそうです。大胆な柄と色使いが魅力的ですね。

立体的な模様が全面にはいった「tell a tale」セーターは、一色でも存在感があります。アラン模様好きにはたまらないデザインです。どちらも同じ「Miknitsアラン」の糸を使用しているんですよ。

[tsukinowa] Styling : Miyoko Okao Photo : Nao Shimizu

[mizudori] Photo : Satoru Okita


柔らかくとろんとした肌触りのアンゴラ糸をたっぷり使ったカーディガン「tsukinowa」「mizudori」。毛足が長くぼんやりとしたグラデーションが幻想的です。細い糸なので編むのに時間や根気は必要ですが、達成感もひとしおだと思います。

[corridor] Styling : Miwako Tanaka Photo : Nao Shimizu


Miknitsさんの新作キットの事前告知でも反響が多かったというつけ襟「corridor」。カシミヤなので、軽くてほんのりあたたかいです。小さい中にも色々な編み方が詰め込まれています。

[noël] Styling : Miwako Tanaka Photo : Nao Shimizu

ネックウォーマーとフードが一体になった「noël」。この形はバラクラバと呼ばれ、アウトドアやウインタースポーツの防寒具としてよく使われているそうです。かわいい葉っぱの柄は、普段の生活に馴染んでくれそうですね。

[lady cat]

[harebell] Styling : Miyoko Okao Photo : Nao Shimizu


他にもミトンやショールなど盛り沢山!どれも丁寧な解説や編み図が付いています。


🐏

グレー Photo : Seishi Shirakawa


「Miknitsアラン」

4種類のウールをブレンドしています。しっかりとした、それでいてふくらみのある、編みやすい太めのストレート糸です。セーターなどの大作も思いのほか編み進みが早いです。ウール100%のニットは永く愛用できること間違いなしです!スタンダードな色からビビッドで鮮やかな色まで全19色。いろんな色を編んでパッチワークのようにしても楽しそうですね。

レモンイエロー Photo : Seishi Shirakawa


「キッドモヘア」

太くてボリューム満点の糸です。生後1年以内の繊細であたたかいモヘアヤギの子供の毛をたっぷり使用しています。あたたかくて、さらさら、そしてとっても軽い糸。ぜひウエアに使ってみてください。とっても気持ち良いですよ。


レッド Photo : Hiroko Matsubara


「カシミヤシルクウール」

ウール60%、カシミヤ30%、シルク10%、むちむちとした柔らかい肌触りの糸です。滑らかでチクチク感が少ないので、マフラーや帽子など直接肌に触れるアイテムにもおすすめです。

「ロービングファー」

白と茶色の混ざった毛足の長い糸。ふわふわとした質感で、編むと軽くてボリュームのある編地になります。

この糸は「ハリネズミのミトン」のキット用に開発した糸でした。ケモノ感のある糸なので、編みぐるみにも合いそうです。


🐏雑賀

三國さんが実際に編んだ編地をプリントしたMiknits缶。中身は2種類あります。ひとつはカモノハシの編みぐるみが作れるキットが入っています。色違いの「太郎」と「次郎」は兄弟なんです。二匹を編んで並べてあげたくなりますね。もうひとつのタイプはバスソルトとアロマオイルが入っています。編み物にはリラックスタイムも必要ですからね。

[左:次郎(レンガ)右:太郎(こげ茶)] Styling : Miwako Tanaka Photo : Nao Shimizu

Styling : Miwako Tanaka Photo : Nao Shimizu

Styling : Miwako Tanaka Photo : Nao Shimizu


これがあると便利!コンパクトで切れ味の良いヤーンカッターや編み針を収納するケース。ちょっとしたことですが、あると手仕事もすーいすいっと進みます。


Styling : Miyoko Okao Photo : Seishi Shirakawa

Photo : Satoru Okita

Styling : Miyoko Okao Photo : Nao Shimizu

Styling : Miyoko Okao Photo : Nao Shimizu


一部店舗では、ムック本「Miknits TO GO」も取り扱っていますよ。

「Miknits TO GO」というシリーズで販売されている「はじめてさん」におすすめのムック本。糸、編み図、編み針道具必要なものがすべてセットになっています。 編み方のポイント動画も用意されているので、安心して作ることができます。冊子は、おまけレシピや三國さんの書き下ろしエッセイなども付いて充実しています。

『Miknits TO GO no.4オーロラミトン レッド』 Photo : Nao shimizu


●三國万里子(みくに まりこ)さんのプロフィール

1971年、新潟生まれ。

3歳の時、祖母から教わったのが編みものとの出会い。

早稲田大学第一文学部仏文専修に通う頃には、

洋書を紐解き、ニットに関する技術と

デザインの研究を深め、創作に没頭。

大学卒業後、古着屋につとめヴィンテージアイテムにも魅了される。

いくつかの職業を経た後に、ニットデザイナーを本職とし、

2009年、『編みものこもの』(文化出版局)を出版。

以降、書籍や雑誌等で作品発表を続ける。

2011年のコンテンツ「三國万里子の編みものの世界」でほぼ日に初登場。

以来、編みものキットやプロダクトのデザインを手がけ

活動の幅をさらに広げる。

2012年より「気仙沼ニッティング」のデザイナーを務める。

ニットを軸に活躍しつつ、かねてより心を寄せていた

ヴィンテージアイテムへの見識を活かして、2017年以降は

ヨーロッパでの買い付けや、展示販売もおこなう。

2021年には福岡の美術館「三菱地所アルティアム」と

ほぼ日曜日にて大規模個展を開催。


〈著作物〉

『編みものこもの』(2009年)

『編みものワードローブ』(2010年)

『きょうの編みもの』(2011年)

『冬の日の編みもの』(2012年)

『編みものともだち』(2013年)

『アラン、ロンドン、フェアアイル 編みもの修学旅行』(2014年)

『ミクニッツ 大物編 ザ・ベスト・オブ Miknits 2012-2018』

『ミクニッツ 小物編 ザ・ベスト・オブ Miknits 2012-2018』(2020年)

(以上すべて文化出版局)

『うれしいセーター』(2016年)

『スール』(2017年)

『I PLAY KNIT.』(2019年)

(以上すべてほぼ日)